経済産業省の生産動態統計によると、2023年1~12月の化粧品出荷額は前年比2.1%増(1兆2,919億円)となり、化粧品市場も回復の兆しが見えてきたといえます。しかし、コロナ以前の状態までの回復には至っておらず、訪日客は増加しているものの、来訪者の購買行動が変化し以前のインバウンド需要は期待できない状況です。
一方で、世界の化粧品市場は拡大を続けており、日本においても昨年度に比べ化粧品輸入額が14%増加するなど、グローバル化はさらに進んでいます。
本セミナーは東京理科大学オープンカレッジとの共催となります。今回は学術、研究の立場で深い知見を有する講師の方々と一緒に、変容する市場を様々な観点から捉え、今後どのような視点や考え方を持つべきか、参加者のみなさまと意見を交わせたらと思います。
この機会にぜひご参加ください。
JCCセミナー#02
「化粧品産業のこれからを考える~変容する世界で広がる可能性/研究・開発の視点から~」
【開催概要】
【日 時】 2024年12月6日(金)15:00~17:00(開場14:30)
【会 場】 東京理科大学オープンカレッジ セントラルプラザ・ラムラ 2階 大教室
【参 加 費】 無料
【定 員】 90名
【対 象 者】 美容関連企業の研究者、他学術研究者、学生等
【申込〆切】 12月4日(水)17時まで ※事前のお申込が必要です。
【テ ー マ】 海外市場(特にハラル市場)への進出における姿勢、大学と産業界の関わり(研究、人材育成)
【共 催】 東京理科大学オープンカレッジ
【講師陣】
杉林 堅次氏(Kenji Sugibayashi)
城西大学 常務理事 特命教授 / 城西国際大学 特別栄誉教授
富山大薬卒・同薬学研究科修士修了後、昭和51年城西大助手。講師、助教授を経て平成10年教授。薬学部長、副学長など歴任後平成29年城西国際大学長。今年3月学長退任。薬物の経皮吸収と経皮吸収型製剤に関する研究を進め、薬剤学会賞、アジア薬学会賞(AFPS)賞など受賞。化粧品の研究も進め日本香粧品学会副理事長・理事など歴任。産官学連携で埼玉県ハラール化粧品コンソーシアム設置
坂本 一民氏(Kazutami Sakamoto)
東京理科大学 創域理工学部 先端化学科 客員教授
東北大学工学部工学研究科修士課程修了後に東北大学理学部理学博士号受理。味の素㈱、㈱資生堂、㈱成和化成、信州大学客員教授、横浜国立大学客員教授、千葉科学大学教授等を歴任。現在、ISO/TC91(界面活性剤)の国際議長・IFSCC MagazineのEditor-in-Chiefとしても活動中。
徳留 嘉寛氏(Yoshihiro Tokudome)
佐賀大学 海洋エネルギー研究所 / 理工学系大学院 理工学研究科 / 先進健康科学研究科 化粧品科学講座 教授
静岡県立大学大学院薬学研究科修了後にポーラ化成工業株式会社に入社。10年間の企業経験の後、武蔵野大学を経て、2015年城西大学薬学部で教授に就任。2021年より佐賀大学に転籍し、現在に至る。コスメ県SAGAを実現できるように日々奮闘中。
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一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター 担当:藤岡
TEL: 0955-53-8700 E-mail: fujioka@jcc-k.com